2025年7月 永安いずみ12周年写真展 ~Twelve Muses~

永安いずみ12周年写真展 ~Twelve Muses~ at Atelier Y Harajuku
2025/7/1(火)~6(日)

先日発表になりましたので、こちらでも告知とさせてください。

公募形式だったのですが、参加することになりました。
若干永安さんを撮っているイメージはほとんどなさそうでしょうけど、いろいろな場で会話しているなかで自分の写真を真正面から好きと言ってくれる数少ない方だったので折角であれば、と考えた次第です。

この部分を書いているのが4月上旬、展示構想は概ね決まってます。写真もベースの部分は撮れてますが、追加で撮りにいくかどうか。
ただ流れが拡散するのがなぁと思い、もう少し悩み中。


4ヶ月連続で月1展示参加の〆になります(気がくるって8月展示に参加してたりしなければ)。
今年はあと何回展示参加するんだろ、個展する余裕はなさそうですね…


(6/25追記)
写真展公式にも紹介いただきました。
展示・遠征と密集した中でなんとかブックも入稿できたので、あとは展示作品・ブックを受け取って搬入で失敗しないことを祈りつつ。

今回展示、ご本人との会話から、本人の推し歌×自分の撮影スタイル、の組合わせになってまして、「次へ」の思いとして伝わってくれればと思ってます。


Atelier Y Harajuku


開催報告

書き始めているのは木曜…を過ぎて金曜未明です。
こちらの展示に限ってではないのですが、先のリアポ東京から概ね2ヶ月弱の間で、フォトパ展も含めて3回の展示への参加、またその隙間を(ある意味)きれいに埋める形で京都、沖縄、与論への遠征(勿論撮影です)となって、展示終了後には完全に魂が抜けている、というかシャバに戻れない…という感じでした。

はい、やっと落ち着く時期が来たんですかね、自ら蒔いた種ではありますが。
昨年末だったかに告知があっての公募、そしてメンバー選出からのあっという間の半年だった気がします。このあたりについては永安さんのX投稿も追ってもらったほうが良いかと思います。

さて、個人的には…
沖縄の梅雨明けも控えていて、ということをはなからわかっているはずなのに、それを意識しての準備を進めていなかった、という反省。いや、正直詰め込みすぎました、展示も、遠征も(細かい話は小さい文字のところで)。
後々触れますが、撮影は比較的早めに終わったんです、正直聞く限り展示メンバのなかで早いほうだったはず、そのうえでの候補出しも早かったんですよ。ただそこからの寝かせと…orz

あ、最初に戻ります←
多くの方から言われるであろうと思ったのは「永安さん撮ってたっけ?」「FILLS行ってたっけ?」という話、ぶっちゃけ今回展示選抜されたメンバのなかでは一番撮ってないと思います←自信をもって言わないの
ただ唯一言えることとして、その撮った中での反応、また自身の展示に見に来ていただいた中での反応としてうれしい言葉を頂くことが多く、折角の機会だからと思ってで通ってしまった、という感じでございました。


今回の展示テーマについて

さて、今回の展示テーマ、文字数が多くなるとみてもらえない…←

展示期間終了後に記念撮影をさせていただきました

ハナから「夕暮れか明け方かのほうが」という言い方をして、プレ撮影として夕暮れ前の千住のあたりの撮影をしていたわけですが、諸々の会話のうえで
・これからも前に向かう、という意味も含めて
・飛行機は互いに好きである
という点で、「だったら夜明け前から羽田界隈で撮影するのは?」という話になったわけです。
大事なのはテーマ、ストーリーのところですが、12周年を迎えるながらも、この先に向かっていくこと、過去・今の不安はあれどなにかの後押しで、行ける・行こう、というのをまとめたかった感じです。
(先の不安、という点は展示では触れてませんがブックで唯一暗めの写真があるのを察してくれれば)


展示方法について

基本的にはシンプルにしました、点数もどうしようかと思いましたが…
なるだけ少ない点数で流れなりを感じ取ってもらえたらというところです。

ブックで対比して見てもらった方から「この写真展示しないの?」的なコメントをもらえたのはうれしい限りですが、展示+ブックのなかで展示もブックもいかに引き算していくべきかをひしひしを感じている立場として、展示はストーリーとしての最低限、ブックは網羅しつつもできる限り似通った写真を極限まで削る、での結果でむしろ「ブックを手に取ってほしい」という思いもあってのこの形でした。

いつもの面設計図、真ん中のグラデーションの部分を入れる前のものですけど、あと高さは少し変えたかも。

在廊時の対面含めてコメントが多かったのは
真ん中を横切るグラデーションの写真の扱いだったかもしれません。
過去同じような感じの細長い展示を利用したことがありまして(ppoi4です)、
それのオマージュ感がありましたが、
あの時は海・空の対比表現ですが、
今回は空のグラデーションで時間の経過を表現したいと思ってのものです。
難しかったのはこの細長の分とメイン写真との色合いですよね、
程よく合う結果になって個人的には狙った通りと思ったんですが…

バーとして使った写真ですが、オリジナルは左上が一番暗め、
右下が空が明るくなり始めてオレンジがかっている、
左側に鳥が二羽飛んでいるものを引きで撮っておいたものでしたが(同日です)
バーとしては意図的にそれを強調したく斜めで切り取りしてました。


ブック

上記写真でいず姉がもっているのが今回のブックです(単体写真撮ってなかった💦
→家で撮りなおしましたよw

ただただ不親切な、表紙、裏ともタイトルすら書かなかった今回…

展示会場に置くにも、販売するにも、超不親切極まりない←
表にはタイトルらしき文字が全くない
しかも写真としても空のグラデーションで
というものでしたが、個人的にはこれで伝わってもらえればと思いました。

ちなみに表紙の写真=バーとして使った写真のオリジナル、です
若干バーではトーンを落としてグラデーション感を強調していますが。

ほぼほぼ文字を入れない、という点
如何せん書き始めるとポエマーになりそうでだいたい書き始めて全消しして
の結果としてのこれ、です。
ただ唯一表紙を開いてすぐのページ、大体の方はスルーされてたかもしれませんが
「Hello」と、実はこれがブックタイトルとして採用させてもらったものです。
これ、展示撮影の前に永安さんから、「自身の応援歌・推し歌としてよく聞いていて」ということでMVのyoutubeまで送ってもらったんですが、だったらブックの流れも含めてバックグラウンドで使っていいんじゃないかと思って、タイトル採用させてもらいました。


終わりに

もう少し各展示に向けて体力なり時間を割けるように密集しないように調整すべきでは、というのは正直思ってたりしました。
展示作品の選定まではまだよかったんですが、ブック組みについては撮影遠征の隙間で(ん?仕事はどうした?)、そんな中ででしたが思った以上にブックの反応も頂けて申し訳ない感が多かったです。

あわせてですが、自身として概ね展示マニアになってるんじゃないかくらい、いろんなところでお世話になっていて(まぁそれ自体は迷惑かけてないといいんですけど)、本来展示参加したい(このモデルさんの展示だったら参加したい)という方のチャンスを奪ってないかと考えることもあったり…まぁといえど参加者として決まったのであればできる限りのもので、という…

正直言えば、自分が撮るのを「好き」と言ってくれる方って大事にすべきで
それがモデルさんであれば、せっかくだから展示に、
カメラマンだったり見てくれる側だったら、よりよいものを見せたい、と
それが結果として撮影・展示する側としてのモチベーションになるんですかね。

さて、予想以上に早い梅雨明けから月が間違ってないかというくらい酷暑となった開催期間でしたが、そんななかで会場に足を向けていただきました皆様ありがとうございました。諸々はモデル展ということもあり永安さんからのコメントにて、こちらでは割愛させてください。

展示ご一緒させていただいた皆様、大半の方は初見だったかと思います。細かい話はありますが永安さんの企画、FILLS撮影会でも見た記憶は…?だったかと思い、若干場違い感もあったかもですが暖かく受け入れていただき感謝します。

最後に、永安いずみさん、改めて活動12周年おめでとうございます、このような機会に展示メンバとして参加させてもらえて感謝です。
撮影・展示の場で自分の写真を好きと言ってくれるのはひねくれた性格の自分からすると勘ぐってしまうところもありますが、在廊させてもらっているときなどのゲストへの説明なども見てても素直に受け入れていいのかなと、自分の写真に自信を持って「また撮らせてください」と言えるように頑張ります。


作品関連依頼先

【プリント】ピクトリコ (シルバーラベルプラス、A3+/A3ゲータ加工)
      プリオ (パールフォト紙、パネル印刷・サイズ指定・二つ折り仕上がり)
【ブック】グラフィック (無線綴じ、ヴァンヌーボVGスノーホワイト)


展示ポートフォリオ

後日更新します


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