2022年10月 Only One 3rd season

公式アカのヘッダから借用させて頂きました。

Only One 3rd at Gallery LE DECO 3F
2022/10/11(火)~16(日)

1人1枚、ブックも置かず、展示作品前にカメラマンは待機しない。
なかなか面白いテーマで、今回で3回目とのことです。
スミマセン、1回目がアメリカ橋ギャラリーだったのは記憶しているのですが、2回目の記憶が全くないのは行けなかったのかな…

過去今まで参加させてもらった写真展としては、最初のまだ展示慣れしてない頃は、過去撮影からの選択が多くて、それから気が付いたら撮り下ろしに移行していったのですが。
今回の展示作品は、別展示向けで撮影していた時に個人的には印象深い画が撮れたものの、どこで展示しようか悩んでいて、というものです。
組をするには結構悩む、単独で行きたかったもので。なので丁度いいじゃないか、ということで展示予定しています。お楽しみに。

1週前告知で利用させて頂いた写真ですが、展示作品はこれではありません。

Gallery LE DECO


開催報告

Only One ~3rd season~に参加させていただきました。

Siriusさんが発起人となった展示です。
各展示者が1枚のみ、共通フォーマットで展示をすること、また展示会場ではカメラマンが張り付いて作品前での解説はしない、静かに作品鑑賞に集中してもらう(イメージは美術館)、ということで。
なお、参加カメラマンの先入観も排除する意味でも、作品にあわせてのカメラマン名も出さず作品下にSNSに繋がるQRコードだけ、という拘りという展示です。
ちなみに自身は、第1回は「Siriusさん、こんな企画やるんだ」ということで見に行かせて頂き(その時はABGでしたね)、その翌年だったかに第2回(見に行けなかった)、そこからコロナなどの事情から時が空いての今回の第3回で初参加でした。

自身として、組写真が得意か、というとそういうわけではなく、更に言えば「絶対見てほしい1枚を選べ」はもっと苦手かも、が正直あるんですが…
今回参加に際しては、考えには賛同してて何か出せればと参加表明から、そのあととある時期に撮影した写真で、珍しく「見てほしい写真がある」という思いになったんです。通常写真展参加する際は(何を首を絞めているかワカリマセンが)
その写真展向けで撮り下ろしで、という感じなのですが 今回は別で撮影に行ったときに撮れたもので、ただこれは「ピンで出すべきだ」と判断した感じです。

とある場所(現地でお会いした方などには答えは言いましたが)、撮影したのは5:30くらい、一番陽が長い時期の、ギリギリ朝陽が出る前の時間帯です。そのために拠点を5:00には出る、となると何時起きだったんだろうと… (ちなみに前夜も19:00過ぎまで撮影してて、そこから夜飯の、だったのでハードなお願いをしてしまいました)
ただ、その日の朝陽が上がるまでの空が、本当に綺麗だったことを覚えています。 (勿論そのあとの陽がさしてくるところも綺麗で、それのうちの1枚が告知で使わせてもらった写真です)
なので、実はOnly One展としての縛りから1つだけ要望を出して、変更させてもらいました。展示で使用している紙について、ピクトリコのセミグロス縛りだったのですが どうしても、ということでブルーラベルをお願いしました、空のこの濃紺からのグラデーションを表現したく。

さて、展示会場でなかなか自分の作品と判断頂けなかった方が多かったようですが…
折角モデルさんに撮影をお願いしているんだから、顔が見える形で撮れよとか言われそうですが、多分、自分の撮影スタイルをご存知の方からすれば、予想される画かと。
ただ意外と「らしくない」と何人かの方に言われたのは
・シルエット
・グラデーション(夕暮れなども含めて)
・空
などといった要素について、いつもはそんなに多く組み合わせない中で「全乗せ」にしてしまったあたり、また、広角(普通の人には標準となる24-70mmですけどね、自分の標準は70-200mmなのでw)での撮影で空が広めだったことに決定打を欠いたのかもと勝手に解釈しています。

さて、いつも通りの締めですが… 期中来廊頂きました皆様、ご一緒した参加カメラマンの皆さまありがとうございました。
大人数でのグループ展について、勿論それぞれが与えられたエリアを好きに展示して、異種格闘技戦のようになってるのも全然OKなんですが、いざ、共通フォーマットで並べられた際の見やすさ、またカメラマンがぞろぞろと在廊して、本来見に来てくれている人の邪魔になるというのが ここまで排除できるものなんだという点は新鮮でした。
実はそんなことを想定してなかったですが、 この後の自分の個展にも結果繋がる部分はあるんですが…

最後に、展示作品の撮影に協力頂いた小桜はるさん、本当にお世話になりました。(睡眠時間短くなってしまい、本当に申し訳なかったです)
この時に撮影した作品たちは、改めてもう間もなく陽の目を見る予定ですが その辺りとあわせて多くの方に見て頂けるとよいかなと。

展示作品データ

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