2023年3月 REAL PORTRAIT TOKYO II

公式からお借りしました

REAL PORTRAIT TOKYO II at Theater 1010
2023/3/4(土)・5(日)

てっきり初夏の東京開催、秋の名古屋開催で今後続くのかなと思ったのですが、東京開催は3月になりましたね。確かにこっちのほうが半年周期だからいいのでしょうか。

さて、2022/6の東京初開催について「物は試しだ」ということで出してみた感がありますが、別に狙ってとか評価どうこうは別と言っておきながらも、こっちだったら何か変わって見られるのか?と思った件は、結果表彰系はなしとなって少し肩透かしでした。
ただ勢い的には2023開催については名古屋みたいに賞レースとなるんですかね、ただ名古屋みたいに個人戦・団体戦とかみたいな感じではなさそうなので…静かに様子を見ながら、自分らしい展示ができればなと思ってます。

いつも通り、撮り下ろしで行く予定です。
土壇場で何も決まらなくなったら、溜め込んでいるものからになるかもですが。


と言っていたのが、申込の時期でして…
一応今回の展示用としての撮影はしました、
しました、撮った時はテンション高かった、でも振返ったら「おまえらしくねぇ」と散々言われそうな気がしないでもない、明るいし、白いし。
でもいいんです、実はこの展示は次の振りでもある(と思っている)。


Theatre 1010


開催報告

短期スパンで続く展示の1つが何とか無事会期終了しました。
会期自体は非常に短い(土日のみ)、また若干人が多く集まる渋谷とかそっち方面ではなかったんですが、もともとメジャーな写真展ということもあってか、終始来場者が多かったように感じました。

ちなみに今後として悩んでいる大規模・賞ありの展示への参加という展についてですが、賞についてはもとから期待していない(賞を狙って写真撮っているわけではない)ところもあったりでひとまず置いておいて、大規模展になった時に「どう自分の作品を見てもらうか(もらえるか)」という点で、若干見合わせたい、という思いもあったり…

東京開催は2回目、場所を渋谷LE DECOから、北千住Theatre1010にと大きく移動。集客面は渋谷のほうが圧倒的にいいんでしょうけどね。
北千住のこの会場はとりあえず天井が高いのと広い、なので大抵混んでくると作品の目の前に、という感じではなく比較的引いて作品を見てもらえる感じでした…が、まぁ天井高いからなのか、もともとの名古屋開催がこんな感じなのか大きい作品が多くてびっくり。
なお、終始混んでいたのと自分の展示場所がどうしても混雑する場所だったのもあって、結果的に作品に近づいて会話していた感じで。


撮影と展示について

(自分の中では)珍しいですよね、季節もの。
基本的には季節ものは避ける傾向があって、花も浴衣も花火も撮るのも展示するのも少な目なんですけど…珍しく雪と。
ちなみにテーマがあったわけではなくて「とりあえず雪」

まぁ最近自分の中で考えるパターンとして音楽をベースとして、それに対してモデルさんがどう解釈して動くか、またカメラマン側としてもどう音楽からスチールとしておこすか、ということできっかけづくりすることが少しずつ増えましたが、どうしても自分の年代からすればGさんのWinter, againとかgさんのDEPARTURESとか…になってしまって(以下略

スケジュール面だとかは色々ありまして、最初の予定から変更した結果が大優勝状態(お天道様ありがとう、心さんありがとう)。
一旦道の雪が直前で消えてしまってたようですが、撮影前日だったかからしっかり降雪。お互い傘をさすこともなく(そもそも傘を持ってってなかった)頭に雪をのっけた状態で「願ったり叶ったり」と笑いながらの撮影でした。
広い範囲では1エリアですが、途中移動しての2ヶ所での撮影で、前半は降雪らしい色合いがメイン、後半は降りながらも雲が若干薄くなって、日差しで雪が光る感じで「あぁ、文句ないっす、ほんとあざっす」と。

ちなみに新潟・十日町駅のあたりと、美佐島駅のあたり(両方ともほくほく線)です。

今回の展示はA2・A3・A4の複合でした。少しコストダウンをと思ってA4をA3のなかで組んだ形で発注してあとでカットしたんですが、まぁ本格的なゲータボードは固い…(そんなに簡単に反らないわけだと)。若干きれいじゃなかった部分もあり、ケチったのは反省しております。
ただゲタについては、印刷業者依頼ではなく、ホームセンターで24mm角材買って、程よい長さにカットしてもらったものを使いましたけど、これは概ね成功した感。

紙はシルバーラベル・プラスでの統一でした。
作品に直接ライトを当てられる環境ではないし、ということでそんなに色が沈まない、あと雪っぽさを出したい、ということでしたが、あってたのかな(あってたと思ってます、多分)。

土曜日の一般向け開場時間終了後に表彰式があったのですが、いつものごとく「酒飲みたい…あと足限界…」と現場離脱していて、ただ一応誰がどんな賞取るんだろといつもの某所でツイのスペースを聞いてたんですが、急に自分の名前が出てきて???となってしまいました。
褒めてもらえるのはうれしいことです、ただ賞を取りたいと思って構えてたわけでもないですし、今後も同じ感じで、少しでも「いいね」と言ってくれる人がいればいいやなので。

自分の好き勝手な写真で賞状貰えるなんて機会ないと思ってたんですが…

終わりに

若干遠い会場に(あまり言うと北千住方面の方に怒られそうなのですが)まで足を運んでいただいた方、その中で展示作品を見ていただいたり、自分がいるときに声かけてくれたりした方、ありがとうございました。

色々な展示フォーマットに沿った写真展がある中で「とりあえずポートレートのジャンルで、公共会場で見せられる範囲で」ということで場所の中で自由にしていいよ、という感じなのはすごいっすね。
100人以上の枠があるなかで、どれくらいの人が見てくれるんだろうと思ってましたが、結果的に参加してよかったのかなと思ってます。

会期が短いなんて話を冒頭でしていた気がしますが、週末2日間、そのうちの一部のみの在廊でこれだけの疲労感を感じるということは、会期が平日含めてだった場合、展示明けは屍になってそう…と思ったのが正直。

心さん、前回のリアポ東京1回目に続き、展示モデルとして協力いただきありがとうございました。展示以前の話だと思いますが、ポートレートとして写真を撮るうえで、モデルさんが撮り手とコミュニケーション(会話という意味だけではなく広い意味で)してくれると本当に助かってですね、スケジュール面などもご調整いただきありがとうございました。
4月には「ココロテン」が待ち構えています、自分はゆるゆるですが、いい展示になるように。


ちなみに、会場で展示作品下に置いてたブックは某SMUMさんでとりあえず1冊だけ作ったものですが、少なくともモデルさんに渡す用と自分の保管用として某Gさんに改めて依頼予定です。もし欲しいとか興味あるという方がいるようであればご連絡ください。


展示ポートフォリオ

↑展示面


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