ココロテン at Gallery LE DECO 6F
2023/4/18(火)~23(日)
心さんの写真展にお声がけ頂き参加することになっています。
心さん名前冠での写真展は2回目になるんですかね。なお、自分は先の開催ではメイン展示ではなく公募で1枚出させて頂いた感じですが。
違う形で展示として、リアポ東京2022でもお世話になったので、声をかけてもらえたのは純粋に嬉しいです。
心さんのツイの画像紐づきのALTで、既に凡その展示方向性は書かれていますが、10篇の短編小説をもとにカメラマンが作品を撮る、ということで、いつも「テーマは後付けだ」となる自分にとっては、きちんと向き合って作品作りしないとなと思ってます、上手くいくかはワカリマセン。
開催報告
「声かけてくれてありがとう、が第1声です。」とツイで書きましたが、意味合い的には2つありまして、メインとしては展示メンバとして呼んでくれた、それがすごく嬉しかった、もう1つは展示会場で多くの方が自分を見つけて感想なりお話しいただいて、という点です。
総合的には「心(ココロ)に残る」という意味での展示開催に関われたのはよかったな、と。
前置きもろもろは別途埋めますね、若干余韻に浸ってたり、酒浸りだったりなので。
あと、たわごとですけど(ほんと、ネタ奪うなという話もありそうすが)
今回の件をいいことに、心さん、重野さんに協力してもらって、この流れでの3本とか
もしくはもう少し長めのにチャレンジしてみたい、という妄想が湧いた前夜…
まぁ、無理やなと思ったより冷静になった今現在ですw
テーマから撮影について
担当させてもらったのは、重野さんに書いて頂いた「朝焼け」だったのですが、もう短編候補で見かけて「これで撮りたい」(まぁ自信というとどうかと思いますけど、これなら間違いなく何とかできると)、結果的に担当になれたのが本当に幸いでした。
(具体的にはわからないですけど、ほかのメンバが自分と被らぬよう避けてくれたんじゃないかとか噂が…)
撮影ですけど流れから、若干の調整なりイメージ合わせはしましたが、大枠・動きとかは心さんに任せてでした。ロケ場所とか、あとは空が味方してくれれば、という感じは…まぁいろいろね。
でも大きいのは小説イメージにあわせての誤魔化さずの「未明~日出」の時間狙いの撮影ですよね、振り返れば…なかなかシンドイ要求してしまったなと。
(結果的に何時起きだったかは聞いてません)
展示について
主な数枚は悩むことなく選べたくらいでしたが、いざ面に合わせると…というそこからの悩みのほうが多かったかもしれません。
「ここの面でお願いできる?」と来たのが入口すぐ左手、さらにその奥までの2面分と。(そもそも入口すぐとか、入ってすぐ視界に入るエリアって結構プレッシャーなんですけど)という中で、更に「凸になる2面かぁ」と。
折角のストーリーの流れを切りたくない、さてどうしたものか、と考えての結論が「プリントを角で折り曲げよう」という着地で。ちなみにいつもお願いしているピクトリコさんに相談したところ(え、折るの?)的な反応でしたがw
ただ100%というかたちでその思いは伝わらないよね、というのありまして…
実際在廊中に少し様子見てましたところ、1面目に注視されてて、朗読聴いて…なんか中途半端な…と首傾げられたりもありまして、そのあたり壁を見せるという点でもっと考えなきゃなと思ったところでした。
(展示変えられないので、ツイッターで(ここ意識して的な)ヒント通知してしまいましたけどねorz
あとは、ほかのメンバの展示が結構右から左の流れで組んでいたり、エリア全体を逆時計回りで見てきた方からしたら、自分の展示がその逆の、左から右で組んでいることに気づいてくれるのか、という。
上下の余白に黒入っているのは意図的?という質問も結構頂きました。
この辺りは(短編小説に対してド直球で行き過ぎた部分もありますが)ストーリー含め、撮影結果がショートフィルムっぽいなと思っての表現をしたくなって、というあたりです。
細かい話として、自分のカメラが3:2なので、通常のA版で長辺の長さにあわせて入れるとスペースができて、通常だとその分をカットしてもらうのですが、その部分を主に黒にしてました。
あとはスクエアについてはその黒をより目立つように、という形でのサイズ違いの展示をした、と。
で、今回の紙ですが、角に折ってた直貼りA1はソフトグロス(だったらしいです)、
メイン展示のA2、半切(356㎜)スクエア、こちらはシルバーラベルプラスです。
ちなみにA2(420x594mm)に対して、A3短辺スクエア(297x297mm)だと下行の写真がインパクト小さくなるから、と思っての半切短辺スクエア(356×356mm)にしたったというのは多分伝わらない…
そんなこんなの展示からの感想については展示会場でいろんな方から直接、また一部の方はブック横に貼っておいた感想フォーム向けのQRも見つけてくれて書いて頂いたり、今回の展示はかなり吸収多かったです。
小説イメージからのド直球表現が逆に良かったのか、うれしい感想が多かった、過去同じような経験をしたのを思い出したとか、朝陽見ると前向こうって思えるんだよねとか、一部の方からはちょっと泣きそうになったとか(ここまで言ってもらえるのはそうないよなと。
終わりに
2月から毎月のように何かしら展示に参加してた3件が無事終わりました。気を抜く気はさらさらないので、すべて撮りおろしで、という結果でなかなかシンドイ思いをしたのは事実ですが…(もう少し遡って10月から見れば個展含め約半年で5件展示してるんですよね、でうち4件で展示ブックを作るという、若干前後したものもありますが)
ということでやっと少し休めますし、純粋に撮影に向かえそう。
まずは心さんに感謝の思いを伝えないといけないですよね。今回の展示、本当に成功したと思ってます。心さんだからできる内容だったと。
あと上記で言ってる展示3件なり5件の展示のなかでも心さんに多くご協力を頂いた点も含め、それも感謝というかどう伝えればいいんだ?(金か?←ヲイ)という、もろもろ気持ちを伝えるのが下手なのでお許しいただければと思いますが、本当にありがとうございました。またどこかで、という思いもありますし、続編でも別PJでも機会があればぜひ呼んでください。
また発案からすべての調整をしていただいた山本さん、お疲れさまでした。ほかの方に頼られずにいろいろ進められているのを見て、若干こちらは甘えてしまった感があり、もう少しお手伝いしたほうがよかったかなと思いましたが…。息子さんが協力頂いた朗読のBGMのあたりの協力も作品を構成する重要な要素になりましたし。
心さんを慕って、今回の展示の受付やチェキ撮影など期間中参加いただいた真っ白さん(白い子さん)、ことねさん(グローバルさん)もお疲れさまでした。勿論ご一緒した展示メンバの皆さんも。
上記で触れている通りで今回も会場にブックも置かせてもらっていました。
ブック内には小説のブロックを割り当てつつ、展示面で使わなかった写真も含め、「短編小説+朗読+BGM」というセットと、自分が撮って選んだ写真との答え合わせ的に見ていただければという思いからでしたが、思いのほか結構じっくり見ていただけたようで。一部の方にはお持ち帰り(購入)の相談を頂いたり、ありがとうございました。
上記都合からこちらのページで公開する写真は展示分に限定させていただき、ブックで使用した写真はブックをお持ち帰りいただいた方のみのお楽しみということで。なお、相談は受け付けます(細かいことはツイDMか、HPに書いてあるメールアドレスにご連絡いただければ)
展示ポートフォリオ
↑展示面