
さや展 at DESIGN FESTA GALLERY EAST 101
2025/9/20(土)・21(日)
photopartner撮影会所属、香月さやさんのモデル展。
自分は撮影機会が多くないですが、過去フォトパ展で展示していたということもあってお声がけいただき…大丈夫なんすかね。
(まぁここまではいつも通りの話で華麗にスルーしていただければ
(7/21未明更新です)
開催報告
何となく、大きな一仕事を終えた感じがして、ほっとしていたり、これでよかったかな、足りたかな、満足してもらえたかな、といろいろ考えている展示明けです。
いや、今回もなぜか疲れた、お好み焼きも食えた、酒も吞みまくった(祭りだと思っているので許してください)。
自分が本来追いかけている被写体のイベントと被っててどうしようかと思いましたが、在廊して感想を聞いたり、主賓のさやさんの様子を見てて「まぁ、こっちを選んでよかったかな」というのが率直な感想です。
直近のフォトパ展2回で、さやさん単独での展示をさせてもらったことで、今回のさや展にお声がけいただいたようだ、というところは事前情報としても書いた通りです、ただそもそも撮影回数自体は多くないです(両手を超えてない様子)、なので他の参加展示メンバから比べると圧倒的にイメージがなかったかと思います。さらには展示向けでリク撮も、という選択肢もある中であえての通常開催枠でのものを選ぶというのが…(フォトパ展のほう、リク撮したのにどういう優先度💦)。
そういった状況もあったので、いろいろ悩んでしまった感がありますが。
展示詳細について

今回もいつも通り撮影後の整理から、何となく後付け的なテーマにしてしまいました。海辺でなにか切ないというかそういう一連を撮れたというところと、整理中に聞いていた曲から「これで行こう」となったのが、ブックのタイトルにもした「オネスティ(Honesty)」、おじさん年代としては懐かしいと思えるあの曲を選んでしまった…ただ歌詞全体で見るとやはり彼女とされる方向けで、「いや、おれ拗らせてないよ💦」となりそうですが、サビのフレーズが何となく合うかなと思ってのものです。
Honesty is such a lonely word
Everyone is so untrue
Honesty is hardly ever heard
And mostly what I need from you
「誠実」…なんて淋しい言葉なんだ
誰もが正直じゃない世の中のなかで
「誠実」…耳にすることはほとんどない言葉
でもそれこそが僕がきみに求めたいものなんだ
さて、ロケ場所ですが、先に書いた通り撮影会通常開催、江ノ島のあたりです。小田急の駅近くから鵠沼方向に、BMXパークあたりまで行って折り返し、という至ってシンプルな選択でした。時間は夕暮れ、最終枠を確保できたので「ワンチャン、夕陽との組み合わせが…」と期待しましたが、そうはお天道様は甘い条件を出してくれず、「むしろこっちのほうが好きだろ?」と言われているかのような曇+少し風あり、波ありという、その結果もあって「これで展示行けそう」となったわけです。
そういえば、ロケハンってします?という話を聞かれましたが、「概ねしません、行き当たりばったりです」「なんだったら衣装指定すらせずで、撮影開始時にそれを見てそこでどうすっかと考えることが多い」という返答したり。
どうせ天候条件なんて読めないし、という変なロケ撮癖からかもしれません。
多分モデルさんからすると、「この人『何を撮りたい』を言わないからどうすればいいかわからない」と思われてそう。
プリントサイズ、展示について
6月のフォトパ展で盛大に変則技を繰り出したので、「今回はどんなことやらかすんだ?」と思われてたかもしれません、そのあたりおとなしめに着地したので「期待したのに」と思われてたらゴメンナサイ。
ブックを先に作ってストーリー化していく中で、展示として写真を最小限にして見てもらう側にストーリを想像してもらおう、というのが今回思ったところで、メインは明らかにA2の3枚でした。
本当はそれで展示面をシンプルにして、というのが考えにあったのですが、あとあと付け足してしまう残念な自分がいて…見てもらった人として、そのあたりどう思ったか聞きそびれました。
今回自分に割り当てしてもらったのが2200mm、フラットな壁の右奥側、折れた先にももちろん別の参加者の展示がある(けどそこにはスイッチ類があるので若干変則なことやっても吸収してもらえる)、両隣の展示を気にする必要はないんでしょうけど…悩みますよね。
ブック

ポエマーにならない、シンプルにしていきたい、というのは伝わったかなと思ってます。ただ一連の撮影からの流れが単に撮ったものをまとめた、ではなく少しだけストーリー(あわよくばショートフィルム、MVなど)みたいと思ってもらえたら頑張った甲斐があった気がします。
毎回思いますがシンドイデス、好きで作ってますが、どれだけMなんだと言いたくなるくらい…
しかも撮影会モデルさんだからブック販売できないんですよ、この展示面のためだけにという感じ。
いつも1部、2部だと寂しいので(展示モデルさん向けと、展示面+自分用で2部で足りるんですが)大概5部依頼してます。一応今回も知合いなどに押し付けましたがw
(今後の展示でも同じこと結構あるので、気になったら声かけてください)
今回から最終ページに版数や印刷会社の情報も入れるようにしました。
そのあたり「自分もブック作りたい」という方の参考になればと。
終わりに(総括として)
今回はあくまでも主賓はさやさん、自分は可能性なりふり幅を紹介できれば、と思ってたもののどうしても自分の面を見てくれる方には話しかけたいとなってお邪魔しました。何となく、自分が展示してるというのを聞いて見に来てくれた方もいた感じなのでそれはそれでありがたく思ってます。
ちなみにコメントノートを書き始めたな、というときに斜め後ろのあたり居たりして妙なプレッシャーを感じた方がいたらゴメンナサイ。
ただ、自分も書く癖がないんですが、コメントノートにコメントをもらえるのって、本当にうれしいですし、撮影させてもらったモデルさんに「こんな感想もらえたよ」とも共有できるので、皆さん、コメントノートあったら書いてあげてください。
(カメラマン本人と会話できても、書いてくれるとより理想です)
参加カメラマン13人(で合ってたかな)、大きなEast 101がさやさんの写真で埋め尽くされていたのは圧巻でした。そんななかで自分の面も見ていただけたり、お話しできたりしたことも感謝してます、これだけふり幅があるモデルさんである、ということが伝わってくれれば一番の収穫かもしれません。
若干、自分がいろんな展示に参加しているという点も期待してもらってたところがあるかもですが…自分はこういう画しか撮れないけど、でもそれで喜んでもらえるんだったら、ということで呼んでもらえたら二つ返事で「参加します」と言っている気がします。でも結構毎度プレッシャーを感じてるんですよ、本当に自分でいいのか?と毎回。
もっとたくさん撮っている人もいる、モデルさんへの愛情が強い方もいる、という点。またプロカメラマンとか、アマチュアといえど名の知れた人であればその人が撮る価値、という点であるだろうなかで、まぁ…わからないっす、呼んでもらえたのは純粋にうれしいですし。
たまにほかの方にも展示やるんだったら呼んでなんて軽々しく言ってますが、いろいろ思ってだいたい心が落ち着かない(言うんじゃなかったとか)、モデル展には当面呼ばれないだろうから開催されるのをゆっくり見る立場に…あ、1つあったわ💦
最後に、香月さやさん、いろんなプレッシャーもあったかもですが、展示成功してよかったですね。これが今後の活動の自信になるようであれば、開催された甲斐があったと言えると思います。
なによりも今後として同じ撮影会にいるモデルさんが、今回のようなモデル展を目標としてくれることも活性化されるという点で期待もできるので本当によかったです。
さて、大抵展示が終わった後に、そのモデルさんにお礼参りではないですけど、撮影依頼するんですけどいつ予約できるんだろうか…(展示明けで自分も撮りたいという方の予約が増えてそうなので。
作品関連依頼先
【プリント】ピクトリコ (A2/A4、セミグロス、ゲータボード黒5mm(A2のみ))
【ブック】グラフィック (無線綴じ、ヴァンヌーボVナチュラル/上質紙)